CAUACのこと

CAUACのこと

NILTALの前身はCAUACです。
CAUACは2012-2019年まで京都鹿ケ谷にアトリエショップを構え、藍染と草木染の服を企画・製造・販売していた服屋です。
元ラーメン屋さんの3階建ての物件を借り、その1階でショップとアトリエ、そして奥の厨房だっただろうスペースで服を染めていました。


私の担当はデザイン・パターン・縫製・時々販売で、当時染料店に勤めていた知人がアトリエで藍染をしてくれていました。
そして、京都のアトリエに通うことが難しくなった知人に代わり、前年に結婚した夫が藍染と草木染をするようになり、CAUACの服づくりは深みを増していきました。

夫と一緒に服づくりをした3年間は、どのような生地でどのようなデザインが藍染や草木染に最適かをひたすら試しデータ化し、作品に反映することができた貴重な時間でした。
このことは今の私にとって大切な財産となっています。
そしてこの頃、ポップアップストアなどお取引の問い合わせが増え、休みが取れないほど忙しくなり手ごたえを感じつつありました。
しかし同時に私は自分を見失い、ビジョンが崩れていったように思います。

そんななか2019年に夫がCAUACを辞める決断をし、2人で岩手に移住することになりました。
今思えば当時の私は疲れ果て、移住後は病院通いが続き、その後すぐにコロナが世界を覆うような事態になり、時を経て夫の決断にやっと納得ができ前に進むことができた気がします。


移住後は「服できましたか?」と月1ペースでかかってくるお客さまからのお電話やオーダーの依頼に背中を押され、服づくりを再開することができました。
それから7年。
岩手で厳しくもやさしい雄大な自然に囲まれながら改めて自分自身と対話し、のびのびと表現した服がNILTALとして形になりました。

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NILTAL
KATSUKI KAZUMI

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